VIPカーのベース車といえばコレ!人気車種3選
カスタムカーの中でもVIPカーと呼ばれるジャンルは、派手ではありますが同時にエレガントさも求められるという大変難解ではあるものの人気のジャンルです。ベース車は様々ですが鉄板はやはりセダンでしょう。今回は一般的にVIPカーのベース車に求められる条件と人気車種について解説しようと思います。
VIPカーの条件とは?
VIPカーというと一般的にベース車両には4ドアの大型高級セダンかハイクラスのミニバンが使用されます。快適装備を満載した状態であっても力強い加速とジェントルなエンジン音が魅力の大排気量エンジンを搭載し、乗り心地がよく車高やキャンバー角の変更等の足回りのカスタマイズが容易な4輪独立懸架で、室内が広くて上質な内装を備え、大型で高出力かつ高音質なオーディオが搭載できる車両。というのが条件でしょう。
これらの条件を満たす車の中でも人気車種は、少なくともトヨタではマークX以上、日産ではセドリックやフーガ以上の排気量2.5~3L以上の車、例えばトヨタでは、レクサスLS(2006年モデルまで国内ではセルシオとして販売)、国産最速セダンとして名高いレクサスGS(2004年までアリスト)、不動の人気を誇るクラウンマジェスタ、他の追従を許さない圧倒的なオーラを放つセンチュリー、日産ではシーマや、惜しまれつつ絶版車となったプレジデント、ミニバンですが威圧感は劣らないと評判のエルグランドなどが人気です。
いずれも内外装ともカスタムパーツが大変多く存在し、またカスタム経験豊富なショップでは様々なワンオフの相談にも乗ってもらえます。
これが鉄板?人気車種3選
トヨタアリスト/レクサスGS歴代を通じてセンチュリー以外のトヨタ製のセダンでは最大排気量3~4.5L級の大型エンジンを搭載し国産最速セダンの異名を持っています。常にトヨタブランドの上級車種としての看板を担ってきたためか、威厳あるデザインと類まれな走行性能を誇っています。
日産シーマバブル期にはシーマ現象なる言葉を生んだ長期にわたって愛されてきた日産の高級セダン。かつて日産の最上級モデルであったプレジデント亡き後の現在では日産のフラッグシップセダンを担っています。前席はもちろんの事後席のスペースを広く取っており、ゲストを多数同乗させる際にも満足してもらえる事と思います。また、トヨタ/レクサス系のやや角ばった男らしいデザインと比較すると、こちらは欧州車を思わせる流れるようなセクシーなラインが大変魅力的です。
日産エルグランド日産のミニバンの中ではフラッグシップも出るというべきモデル。ミニバンが誇る積載量と装備の良さから芸能事務所の社用車として使われることも。セダンとは比べ物にならないほど室内が広いので大出力のオーディオを搭載するといったミニバンにしか出来ないカスタムが人気です。
すべてのカスタムのキモ。それはショップ選びから
今回の記事は簡単なまとめであり、人気車種をすべて網羅しているわけではありません。また、一時期より書くメーカーからセダンモデルのラインナップが減少しているとはいえ上記モデル以外にも魅力的なベース車両は沢山存在します。
またカスタムやドレスアップの手法や技能もショップやメカニック毎の切磋琢磨によって日々向上しています。
そこで、重要になるのがショップ選びです。ショップごとに「足回りが得意なショップ」「フェンダーの加工やエアロの開発などの板金系ならどこにも負けない技術があるショップ」「オーディオの施工が上手なショップ」「常にライトアップ系の新しいメニューを開発し業界を牽引するほどの勢いがあるショップ」などの特徴があります。いっぽうで残念ながら技術があまり良いとはいえないショップや対応が誠実ではないショップ、車両管理がずさんなショップがまだに存在するため、ショップ選びには最新の注意が必要です。愛車にどのようなメニューを施したいか、このモデルのカスタムを得意とするショップはどこなのかといった点を踏まえてショップを選ばなければなりません。愛車を手放すその瞬間まで頼れる、そんなショップをぜひ見つけてください。オートストリートは、幅広く車種をそろえていますしカスタマイズもやりすぎず品がいいようですよ。