絶対に洗車機に入れてはダメ！

ガソリンスタンドやディーラーに置いてあることの多い洗車機ですが、カスタムカーの場合は洗車機に入れて洗車をしてはいけません。

一番の理由はサイズです。最近の洗車機は車種や大まかなサイズなどをある程度センサーで判断しています。これはほとんどカスタムをしていない車の場合は問題がありませんが、カスタムをしている車の場合は細かなパーツの形状や大きさが一般的な車と変わってくるので、センサーによって判断できない部分が出てきます。そのため、洗車機が細かな形状まで判断できずに大型ブラシが当たってしまい、パーツを破壊してしまうことにつながってしまいます。

もう一つの理由は、デリケートな塗装にあります。車のボディはディーラーで何重にもカラーが施されてコーティングされていることがほとんどですが、カスタムしている部分は必ずしも塗装が頑丈に出来ているとは限りません。そのため、洗車機の大型ブラシで強い力で連続的にこすられてしまうと塗装がはげてしまう場合があります。洗車機のブラシにもいくつか種類があり、ボディに優しい布製のブラシで洗車するものもありますが、細かい汚れを巻き上げてこすってしまうこともあるため、布製ブラシと言っても安心することは出来ません。

洗車で使う車用洗剤はどんな種類が適切？

カー用品点に行くと様々なカーシャンプーがあり迷ってしまいます。注意する点はいくつかありますが、ポイントは「研磨材」「カラー」「撥水・親水」です。

まず研磨剤の有無ですが、やはり研磨剤が入っているものは避けた方が良いと言えます。理由は、カスタムカーの場合塗装が必ずしも強くないため、研磨材入りのシャンプーで洗ってしまうと傷が付いてしまう可能性があるからです。洗っている最中はどんどん汚れが落ちてくるので、特に異変は感じないと思いますが、洗い終わって水で流すと光沢がなくなってしまったりぼやけた印象になってしまいます。

次の注意点はカラーです。明るい色用や濃い色様、クリアー様など色々ありますが、勿論自分の車にあったものを使う必要があります。適切な色が分からない場合には、店員にしっかり確認することが必要です。

そしてさらに注意すべきは、出来れば「親水性」のものを選ぶということです。手軽なのは撥水性のシャンプーですが、拭き残しがでるとボディー表面に水玉が残ってしまい、レンズ効果によって日光でボディーを痛めてしまうことにつながります。親水性のシャンプーなら水玉になりにくく、雨が降ってもカスタムした細かい部分に残ってしまった水も、比較的簡単に風で流れていきます。

洗車の時、あなたは何で洗いますか？

自分で洗車をする人にはきっと人それぞれこだわりがあると思いますが、あなたは何で車を洗車していますか？

カー用品点には洗車用ブラシやスポンジ、専用の布など多くの種類がありますが、一番のオススメはやはりスポンジと言えます。その中でも目の粗いスポンジが最も適しています。

その理由の一つは、汚れをつかみやすく汚れを離しやすいという点です。目の細かいスポンジは確かに汚れをきっちりつかんでくれますが、よくバケツで濯がないと汚れがスポンジから離れません。そのため、スポンジの目の中に細かい汚れが残っていると、その汚れでボディを傷つけてしまうことがあります。

理由の二つ目は、保水力です。目の大きいスポンジは当然水を沢山吸ってくれてます。そしてボディを洗おうとするとすぐに水分が漏れ出します。この「すぐに水分が漏れ出す」というのがポイントです。水分が簡単に漏れ出すということは、洗っているそばからすぐに汚れを流してくれることにつながります。大きな面を洗っているときはどのようなスポンジでもあまり効果は感じないかもしれませんが、細かな部分であったり水平に近い部分の洗車となると、少量の水分では汚れがうまく流れてくれない場合があります。そのため、保水力の大きなスポンジで汚れを水で物理的に流してあげることが必要となってくるのです。