どこまでセーフ?公道を走れるカスタムカーの作り方
昔と比べて技術が発達した現代では車の移動は移動手段の候補の一つとして大きな役割を果たしています。車を見ない日はないだろうというくらい外に出ると溢れているものですが、その中には公道を走るカスタムカーというものが存在しています。
カスタムカーの種類や特徴
カスタムカーとはどのようなもののことを指すのでしょうか。もしかしたら自分が気づいていないだけで自分の車が違法な改造をしている場合があります。
改造部分の主な例として、灯火の色を変える、窓ガラスへ着色フィルムを張り付ける、車が排出する煙の色が黒煙、タイヤやホイールがフレームからはみ出ている、マフラーの取り外し、規定外のウイングの装着など様々な項目が存在します。それぞれ規定には細かな数字で決められています。その中には、車を外から見てすぐにわかるような変化が現れるものとそうでないものがあります。自分ではわからないものもあると思いますので、気になる方は点検してみたらよいでしょう。
最近では漫画やアニメのキャラクターを車にペイントしている車、痛車が公道でも見受けられます。この場合、フロントガラスやミラーを含めて塗装していたら違法になりますが、一般には車の表面塗装には違法性は認められないので合法ということになります。ただし、製造メーカーの製品に対する権利、塗装されたものの著作権の問題には気を付ける必要があります。
上記の痛車と呼ばれる外見が一般車と違ったものでも認められているものも存在しています。誤った判断をしないように正しい知識を身に着けることが重要だと思います。
改造車に対する周りの反応
公道を歩いていて車やバイクの通過音がやけに響くときがありますね。改造車にはこのようにその近くで過ごす人々に影響を与える場合があります。改造車が周りに及ぼすものを考えてみましょう。
改造車に対し嫌なイメージを持っている人は少なくありません。その理由として、上で挙げたように車による騒音、改造による排ガスが排出されることがあります。しかし、違法改造されてると思われるものも公道で普通に走っていることがあります。なぜなのでしょうか。
これは警察の取り締まりの方法によるものだと考えられます。外からすぐに見分けられる違法改造車と見分けられないものがあることから調査方法に手間と時間がかかることから取り締まりに関してすぐに実行されないということがあるためです。しかし、取り締まり月間を行って警察も取り締まりを強化しています。
また違法改造についての運動が行われていて、違法改造を排除する運動が行われています。目的としては違法改造車を減らすことともに自分では気づいてない改造を減らすための認知度の拡大を狙ったものです。このような運動のおかげか現代では改造車に対する認知度は高くなっているように感じます。
違法改造は危険!
違法改造の危険性を考えると排気ガスによる環境への悪影響が考えられます。メーカーが考えた環境へのダメージを含めた車の装備を変更して予想外の影響を与えることがあります。地球温暖化やそれに付随する環境への影響は人々の関心が高まっている今では大きく注目されることになるでしょう。また、車を違法に改造することによって計算によって形作られ製品化されたフォルムを崩すことにより、車の安定性や環境性を損なうことになるかもしれません。このようなことによって事故が起こる場合、自分だけでなく他の人を傷つけることになるかもしれません。
中古車を買った場合、以前の人から受け継がれる際に誤って点検されそこねた部分を残したまま自分の手元にたどり着くかもしれません。このようなことが起きた時の責任問題が起こるでしょう。自分が改造したわけではないのに誤解を招く結果になることもあるでしょう。そうならないように改造車への知識を集めてみてはいかがでしょうか。前述のように違法改造車は自分だけでなく周りにも危険をもたらしたりして影響を与えるものです。
基準内で車を改造して見た目を変えたりして自分の車で楽しむのはいいですが、他の人に迷惑をかける可能性がある基準違反のカスタムは絶対にやめましょう。